飲食店のSNS運用は、広告費をかけずに多くの人にお店を知ってもらう強力な手段です。特にInstagramやTikTok、X(旧Twitter)では、日常的に「気になるお店」を探しているユーザーが多く存在します。ただし、日々投稿する中で「何を発信すればいいか分からない」と感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、拡散性が高くバズにつながりやすいSNS投稿アイデアを10個ご紹介します。
映える料理写真+思わず保存したくなる盛り付けの工夫
美しく盛り付けられた料理は、SNS上で高いエンゲージメントを生み出します。
ポイント:
- 真上から撮影する「フラットレイ」
- 湯気・とろけるチーズなど“動き”が伝わる写真
- 季節感や色合いを意識した背景選び
料理名だけでなく「この器、実は有田焼です」といったプチ情報も添えると投稿の奥行きが増します。
期間限定・数量限定メニューの紹介
「今しか食べられない」限定感は、ユーザーの興味を引く要素です。
投稿例:
- 「1日10食限定の〇〇丼、本日も完売御礼!」
- 「夏限定の冷製パスタ、始まりました!」
ストーリーズやリールでライブ感を出すとさらに効果的です。
スタッフの裏側・まかない紹介
お店の“人”の温かみが感じられる投稿は、ファンづくりに繋がります。
アイデア例:
- まかない紹介とレシピ公開
- 新人スタッフの紹介+一言メッセージ
- キッチンの仕込み風景を動画で紹介
「見せる」ことで親しみやすさが増し、リピーターの獲得にもつながります。
お客様の声やSNS投稿の紹介
実際に来店されたお客様の投稿を引用して紹介することで、信頼感と共感性を高められます。
活用方法:
- ハッシュタグで投稿してもらい、ピックアップ紹介
- ストーリーズでリアルタイム紹介
- 「#〇〇店に行ってきた」などの独自タグを設定
UGC(ユーザー生成コンテンツ)を積極的に取り入れましょう。
フォロー&いいねキャンペーンの実施
プレゼント企画はフォロワーの増加・拡散につながりやすい施策です。
実施例:
- フォロー&いいねで「ドリンク1杯無料」
- 投稿をリポストで「特製デザートプレゼント」
内容は小さな特典でも、参加しやすい仕組みにすることがポイントです。
クイズ・投票機能を使った投稿
ユーザー参加型のコンテンツは、自然なエンゲージメントを生み出します。
具体例:
- 「次の季節限定パフェ、どっちが食べたい?」
- 「この料理、実は何の食材でしょう?」
ストーリーズの投票機能やクイズ機能を活用すると手軽に実施できます。
自店周辺のスポットや豆知識を紹介
観光地や駅近のお店なら、地域の情報と合わせた投稿も効果的です。
投稿ネタ例:
- 「〇〇公園の桜が見ごろ!お花見帰りにぜひ」
- 「意外と知らない〇〇駅構内の裏スポット」
「街の中のお店」として親近感が増し、シェアされやすくなります。
おすすめの食べ方・アレンジ紹介
「見た目×味×食べ方」で投稿に深みを出せます。
例:
- 「このカレー、実はトッピングの卵を崩してから食べると美味しさ倍増」
- 「常連さんに人気の“隠れ食べ方”を紹介」
動画や複数枚画像で「手順」を見せると効果的です。
店内のこだわり・インテリア紹介
「このお店、行ってみたい!」と感じさせるには、空間の魅力を伝えることも重要です。
ポイント:
- 席数、雰囲気、照明などの演出ポイント
- 写真映えするテーブルや壁紙の紹介
- 「この席は一番人気」など豆知識も添えて
空間もまた、お店の“商品”の一部です。
ネタ系・エモ系・共感系のゆる投稿
あえて料理と関係のない「ゆるい投稿」も、バズを生みやすいジャンルです。
例:
- スタッフの朝の癖紹介
- 営業前の風景とひとこと日記
- 「実は店長、〇〇好きなんです」シリーズ
人間味のある投稿は、定期的に挟むことで親しみやすさを演出できます。
まとめ
SNSでバズを狙うには、視覚的な魅力だけでなく、共感や驚き、参加感といった**「感情を動かす」要素**が重要です。飲食店のSNS運用では、次のような多角的なアイデアを組み合わせることが効果的です。
- 写真・動画で“美味しさ”を伝える
- ストーリー性・限定感で興味を引く
- ユーザー参加型投稿で拡散力を高める
- スタッフや空間など“人と場所”の魅力も伝える
NT CREATIONでは、飲食店様向けにSNS活用の企画提案から投稿設計、運用代行まで幅広くサポートしております。SNSをもっと集客に活かしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。