慢性的な人手不足に悩まされる訪問看護ステーションにとって、求人ページからの応募獲得は重要な課題の一つです。しかし、せっかく採用ページを設置しても「応募が来ない」「見られているはずなのに反応がない」といった悩みを抱える事業者は少なくありません。本記事では、求人応募につながる採用ページの改善ポイントを解説いたします。
応募が来ない主な原因とは?
採用ページからの応募が得られない理由には、いくつかの共通点があります。
- 情報が不足している
業務内容や勤務条件、求める人物像など、応募者が知りたい情報が明記されていないケースは非常に多いです。 - 魅力が伝わっていない
「なぜここで働くべきか」「どんな職場か」という魅力が伝わらないと、応募者の関心は他社に向かいます。 - 導線がわかりにくい
応募ボタンの位置が分かりにくかったり、フォームの入力項目が多すぎたりすると、途中離脱につながります。
採用ページに盛り込むべき基本情報
応募者が安心して応募できるよう、以下の情報を網羅的に掲載することが重要です。
- 募集職種と業務内容
訪問エリア、訪問件数の目安、1日の流れなど具体的に記載しましょう。 - 雇用条件
勤務時間、休日、給与体系、手当、福利厚生などを明確にします。 - ステーションの特色
チームの雰囲気、研修制度、看護観などを通じて「働くイメージ」を持たせます。 - 求める人物像
求職者が「自分は合っているか」を判断しやすくなるため、具体的に表現するのが望ましいです。
応募意欲を高める工夫
ただ情報を並べるだけではなく、応募者の共感や安心感を得られるような工夫が必要です。
- スタッフの声
現場で働くスタッフのインタビューやメッセージは、リアルな雰囲気を伝え、安心感を与えます。 - 写真や動画
訪問風景やスタッフの笑顔、職場の様子などをビジュアルで伝えると説得力が増します。 - キャッチコピー
「子育て中の方も活躍中」「残業ほぼなし」「訪問未経験でも安心」など、応募者の不安を払拭する一言を入れましょう。
応募までの導線を見直す
最後までたどり着いてもらうために、応募のハードルを下げる導線設計が不可欠です。
- 応募ボタンの配置
ページ内に複数箇所に設置し、どこからでも応募できるようにします。 - 応募フォームの簡素化
入力項目は最小限にし、スマートフォンでも操作しやすい設計にすることが望ましいです。 - LINEや電話応募への導線
Webフォーム以外にも、LINEや電話での応募窓口を設けることで、応募率が向上する場合があります。
採用ページの改善が応募数に直結する
訪問看護ステーションにおける採用活動は、他業種に比べても競争が激しく、情報の出し方ひとつで応募数に大きな差が生まれます。応募者が安心し、共感し、「ここで働きたい」と思える採用ページを構築することで、自力での人材確保が可能になります。
採用にお悩みの訪問看護ステーション経営者の方へ
NT CREATIONでは、訪問看護ステーション様向けに、応募者の共感を得られる採用ページの設計・ライティング・導線設計まで一貫してサポートしております。応募が来ない採用ページの改善にお悩みでしたら、ぜひご相談ください。