【製造業向け】取引先が求める会社案内ページの作り方【Web集客】

BtoBの新規取引先を開拓するうえで、自社サイトの「会社案内ページ」は第一印象を決める重要な役割を果たします。ただの沿革紹介や理念説明に留まるのではなく、「この会社と取引したい」と思わせる信頼性と具体性が求められます。

今回は、製造業の企業がWeb集客の一環として整備すべき「成果につながる会社案内ページ」の構成ポイントをご紹介します。

信頼を得るために最低限必要な情報とは?

製造業におけるBtoB取引では、以下のような基本情報が信頼形成に直結します。

・会社概要(社名・所在地・設立年・資本金・代表者など)
・主要取引先・納品実績(守秘義務に注意)
・品質・安全管理体制
・設備・技術力の紹介(型番や設備導入年など)
・各種認証(ISOなど)の取得状況
・アクセス情報や工場所在地(訪問を意識)

これらを網羅することで、「実在性」「安定性」「技術力」が伝わり、初対面の企業にも安心感を与えることができます。

スタッフや現場の様子を見せる

無機質な情報だけでは、印象に残らないページになります。製造業であっても、顔が見える安心感は重要です。

・工場で働くスタッフの写真やコメント
・現場の様子が分かる写真や動画(清潔感・整理整頓も評価対象)
・一日の流れや働く姿勢、こだわりを伝えるコンテンツ

人の顔が見えるだけで、安心感や親近感は大きく高まります。特に中小製造業では「現場で支えている人」が企業の信頼性を裏付ける材料になります。

強みや差別化ポイントは数値で示す

技術力をアピールしたいなら、「経験年数が長い」「高精度な加工」などの抽象表現ではなく、数値で示すことがポイントです。

例:
・「±0.01mmの精度での切削加工が可能」
・「〇〇メーカーとの取引実績20社以上」
・「月産〇万個の量産体制あり」
・「平均納期は〇営業日」

数値によって客観的な実力が伝わり、取引先の検討材料になります。

安心感を与える“代表者メッセージ”

BtoBでは、代表者の考えや姿勢も大きな判断材料です。会社案内ページに代表者の顔写真とメッセージを掲載しましょう。

・創業の背景や理念
・顧客への想い、ものづくりへのこだわり
・今後のビジョンや取り組み姿勢

あくまでフォーマルに、誠実さと熱意が伝わるトーンで書くことが大切です。

PDFカタログのダウンロード導線も忘れずに

Webサイトを見る時間が限られる担当者にとって、あとからゆっくり確認できる「PDFの会社案内」や「製品カタログ」はありがたい存在です。

・PDF資料のダウンロードリンクを会社案内ページ内に設置
・ダウンロード後に問い合わせしやすい導線もセットで設置

こうした配慮が、次のアクション(問い合わせ・見積もり依頼)につながります。

Web集客でお悩みの製造業の方へ

NT CREATIONでは、BtoB企業様向けに、信頼を勝ち取るWebサイト設計から会社案内ページの構成、コンテンツ制作まで一貫してサポートしています。製造業に特化したSEO対策や新規取引先からの問い合わせ導線設計など、実践的な支援が可能です。自社サイトを営業ツールとして機能させたい企業様は、お気軽にご相談ください。