【問い合わせ増】サービスサイトのコンテンツ設計法

【問い合わせ増】サービスサイトのコンテンツ設計法

自社サービスに自信はあるものの、サービスサイト上では魅力をうまく伝えられていないと感じていないでしょうか。

「サービス内容を詳しく掲載しているのに問い合わせが来ない」「競合との違いが伝わらない」「アクセスはあるものの相談や資料請求につながらない」といった課題は、単純に情報量を増やすだけでは解決できません。

問い合わせを増やすために重要なのは、企業が伝えたい情報を並べることではなく、見込み客が知りたい順番にコンテンツを設計することです。サービスの特徴、利用するメリット、導入後の変化、実績、料金、利用の流れなどを、検討段階に合わせて整理する必要があります。

本記事では、「サービスサイト コンテンツ」で検索している担当者に向けて、問い合わせにつながるコンテンツ設計の考え方を解説します。自社サービスの強みを言語化する方法から、SEOを意識したページ構成、コンバージョンを高める導線設計まで、サイト制作やリニューアルに活用できる形で紹介します。

問い合わせを増やすにはコンテンツの量より設計が重要

サービスサイトから問い合わせを増やすためには、コンテンツを闇雲に追加するのではなく、見込み客の疑問や不安が解消される順番を設計することが重要です。

多くのサービスサイトでは、企業側が伝えたい情報を中心にページが構成されています。たとえば、サービスの機能、技術力、対応範囲、会社の歴史などです。これらも必要な情報ですが、見込み客が最初に知りたいのは「自分の課題を解決できるのか」という点です。

そのため、サービスサイトのコンテンツは、次のような流れで設計する必要があります。

  • どのような課題を解決できるのか
  • どのような人や企業に向いているのか
  • 利用すると何が変わるのか
  • 他社や代替手段と何が違うのか
  • 信頼できる根拠があるか
  • 費用や導入方法は分かりやすいか
  • 相談後に強く営業されないか

見込み客は、これらの疑問を一つずつ解消しながら、問い合わせるかどうかを判断します。必要な情報が不足していたり、情報の順番が分かりにくかったりすると、サービスに魅力があってもページから離脱してしまいます。

つまり、成果が出るサービスサイトとは、単なるサービス紹介ページではありません。見込み客の意思決定を支援するコンテンツが、適切な順番で配置されたサイトです。

サービスサイトのコンテンツが伝わらない主な原因

サービスの魅力がサイト上で伝わらない場合、デザインや文章力だけが原因とは限りません。多くの場合、コンテンツを作る前の情報整理や戦略設計に問題があります。

サービスの説明が企業目線になっている

サービスサイトでよく見られる課題は、サービスの特徴ばかりを説明し、利用者にとっての価値が伝わっていないことです。

たとえば、「独自のシステムを採用」「豊富な機能を搭載」「専門スタッフが対応」と書かれていても、見込み客はそれによって自分にどのようなメリットがあるのか判断できません。

企業側にとっての特徴と、顧客にとっての価値は異なります。

  • 「独自の管理システム」ではなく「確認作業を減らし、担当者の負担を軽減できる」
  • 「専門スタッフが対応」ではなく「専門知識がなくても相談しながら進められる」
  • 「幅広い業務に対応」ではなく「複数業者への依頼を一本化できる」
  • 「短納期に対応」ではなく「急な案件でも事業スケジュールを遅らせずに進められる」

このように、機能や特徴を掲載するだけではなく、その特徴によって顧客が得られる変化まで伝えることが必要です。

ターゲットが広すぎる

「法人のお客様におすすめ」「さまざまな業種に対応」といった表現だけでは、見込み客は自分向けのサービスだと認識できません。

ターゲットを広く設定しすぎると、文章が抽象的になり、誰にも強く響かないコンテンツになりやすくなります。

サービスサイトを設計する際は、少なくとも次の項目を明確にしましょう。

  • どのような業種や企業規模を想定しているか
  • 担当者はどのような役職や立場か
  • 現在どのような課題を抱えているか
  • すでに試した方法は何か
  • サービスを選ぶ際に何を重視するか
  • 問い合わせをためらう理由は何か

たとえば、同じ業務効率化サービスでも、経営者と現場担当者では関心が異なります。経営者は費用対効果や組織全体への影響を重視し、現場担当者は操作性や導入時の負担を気にするでしょう。

ターゲットを具体化すると、掲載すべきコンテンツと伝えるべき順番が見えやすくなります。

他社との違いが曖昧になっている

「高品質」「丁寧な対応」「豊富な実績」といった表現は、多くの企業が使用しています。そのため、これらの言葉だけでは比較検討時の決め手になりません。

自社の強みを伝えるには、抽象的な表現を具体化する必要があります。

たとえば、「丁寧な対応」を強みとして伝える場合は、次のような事実に分解できます。

  • 初回相談で事業内容や課題を詳しく確認する
  • 専門用語を使わずに説明する
  • 複数のプランを比較できる形で提案する
  • 制作後も更新や改善について相談できる
  • 担当者が変わらず一貫して対応する

強みは、企業が自称する言葉ではなく、顧客が実際に受けられる行動や仕組みとして示すことが重要です。

問い合わせまでの導線が弱い

サービスの説明が充実していても、問い合わせ導線が分かりにくければ成果にはつながりません。

よくある問題として、次のようなケースがあります。

  • 問い合わせボタンがページ下部にしかない
  • ボタンの文言が「お問い合わせ」だけで内容が分からない
  • 入力項目が多く、フォーム送信に時間がかかる
  • 問い合わせ後の流れが説明されていない
  • 料金や対応範囲が不明で相談しにくい
  • 電話以外の相談方法が用意されていない

見込み客は、問い合わせをする直前まで「まだ相談する段階ではないかもしれない」「営業されるのではないか」と迷っています。

その心理的な負担を軽減するためには、「サービスについて相談する」「自社に合うか確認する」「概算費用を問い合わせる」など、次の行動が具体的に分かる文言を使うことが有効です。

サービスサイトに必要な基本コンテンツ

サービスサイトの構成は事業内容によって変わりますが、問い合わせを獲得するために必要な情報には共通点があります。

ファーストビューで提供価値を伝える

ページを開いた直後に表示されるファーストビューでは、サービスの提供価値を短時間で理解できるようにします。

最低限、次の3点を伝えましょう。

  • 誰のためのサービスか
  • どのような課題を解決するか
  • 利用するとどのような成果を得られるか

たとえば、「企業のDXを支援します」という表現だけでは、対象や効果が曖昧です。

「紙やExcelによる管理業務を効率化し、中小企業の入力・確認作業を削減する業務システム」のように、対象、課題、解決策を組み合わせると内容が伝わりやすくなります。

ファーストビューの役割は、すべてを説明することではありません。訪問者に「自分に関係がある」と判断してもらい、続きを読んでもらうことです。

顧客の悩みや課題を具体的に示す

サービスの説明に入る前に、ターゲットが抱えている悩みを提示します。

  • 社内の作業が属人化している
  • 新規顧客の獲得が紹介に依存している
  • 複数のツールを使っており管理が煩雑
  • 問い合わせ対応に時間がかかっている
  • サービスの魅力をうまく発信できていない

こうした課題を具体的に示すと、訪問者は自分の状況と重ね合わせやすくなります。

ただし、不安を過度にあおる必要はありません。重要なのは、「その悩みは自社でも解決できる」と感じてもらうことです。

サービスの特徴を顧客メリットに変換する

サービスの特徴を紹介するときは、機能の説明だけで終わらせず、顧客が得られるメリットまで記載します。

コンテンツを作る際は、次の順番で整理すると分かりやすくなります。

  1. サービスの特徴
  2. 特徴が生み出す効果
  3. 顧客の業務や事業に起きる変化

たとえば、WordPressを使用してホームページを制作する場合、「WordPress対応」という特徴だけでは十分ではありません。

「社内でお知らせや実績を更新できるため、軽微な更新のたびに制作会社へ依頼する必要がなくなります」と説明すれば、担当者にとっての価値が伝わります。

選ばれる理由を具体化する

比較検討中の見込み客は、サービス内容だけでなく「なぜこの会社に依頼するべきか」を確認しています。

選ばれる理由として有効なのは、次のような情報です。

  • ヒアリングや提案の進め方
  • 独自の技術や対応体制
  • 得意とする業種や課題
  • サポートの範囲
  • 品質を維持する仕組み
  • 他社では対応しにくい領域
  • サービス提供後のフォロー

NT CREATIONでは、制作前のヒアリングで事業内容、ターゲット、課題、問い合わせまでの流れを整理し、デザインだけでなく構成や導線まで含めて設計しています。

実際に、これまでのお客様からは、漠然とした要望を整理して形にするヒアリング力や、事業内容を理解したうえで構成を提案する点が評価されています。制作物の見た目だけではなく、ビジネスやマーケティングを踏まえた提案が安心感につながっています。

このように、選ばれる理由は「親身に対応します」と表現するだけでなく、具体的な進め方や顧客からの評価を通じて示すことが大切です。

実績や事例で信頼性を高める

サービスの効果を伝えるうえで、実績や事例は重要なコンテンツです。

ただし、制作物や取引先名を並べるだけでは、見込み客が自社に置き換えて判断することは難しくなります。

事例コンテンツでは、次の流れを意識しましょう。

  • 依頼前に抱えていた課題
  • 課題の原因として考えられたこと
  • 実施した施策
  • 改善後の結果
  • 成果につながった要因

たとえば、「ホームページをリニューアルしました」だけではなく、「サービスページへの導線が分かりにくく、問い合わせ前に離脱していたため、ページ構成と内部リンクを見直した」と説明すれば、改善の考え方が伝わります。

NT CREATIONのこれまでの支援でも、ホームページのリニューアルと導線設計、内部SEOを組み合わせ、清掃業のサイトで月4件の問い合わせ獲得につながったケースがあります。また、建設業や清掃業の地域SEOでは月2件の問い合わせ獲得、コンサルティング事業では上場企業からの問い合わせ獲得につながった実績があります。

重要なのは、SEO、デザイン、コンテンツを別々に考えないことです。検索流入を増やしたうえで、訪問者が必要な情報へ進める構成を整えることで、問い合わせにつながりやすくなります。

料金とサービス範囲を分かりやすくする

料金を掲載していないサービスサイトでは、見込み客が「予算に合わないかもしれない」と考え、問い合わせを控えることがあります。

すべての料金を固定で公開できない場合でも、次の情報は掲載できます。

  • 料金の目安
  • 最低価格
  • 基本プランに含まれる内容
  • 追加費用が発生する条件
  • 見積もりの基準
  • 支払い方法
  • 契約期間

価格が案件ごとに異なる場合は、「要見積もり」とだけ書くのではなく、費用が変動する理由を説明しましょう。

たとえば、ページ数、必要な機能、原稿作成の有無、撮影の有無、SEO対策の範囲などを示すと、見込み客は相談前に費用の考え方を理解できます。

料金の透明性は、単に価格を公開するためではなく、問い合わせ前の不安を減らすために必要です。

利用の流れで導入後をイメージさせる

サービスに関心があっても、「相談後に何が起きるのか分からない」という理由で問い合わせをためらう人は少なくありません。

そのため、次のような流れを掲載しましょう。

  • 初回相談
  • ヒアリング
  • 提案・見積もり
  • 契約
  • 制作または支援開始
  • 確認・修正
  • 公開・納品
  • 運用・改善

各段階にかかる期間や、顧客側で準備するものも記載すると、さらに安心感が高まります。

「相談したら契約しなければならない」と思われないように、「相談のみでも問題ない」「提案内容を確認してから検討できる」と明記することも有効です。

よくある質問で不安を先回りして解消する

よくある質問は、問い合わせ対応の負担を減らすだけでなく、見込み客の意思決定を後押しするコンテンツです。

次のような質問を整理して掲載しましょう。

  • どのような企業に向いていますか
  • 対応できない業務はありますか
  • 導入までどのくらいかかりますか
  • 何を準備すればよいですか
  • 他社サービスから移行できますか
  • 契約後のサポートはありますか
  • 小規模な相談でも依頼できますか
  • 相談や見積もりに費用はかかりますか

質問は企業側が答えたい内容ではなく、営業や商談の現場で実際によく聞かれる内容から作成することが重要です。

問い合わせにつながるコンテンツ設計の進め方

成果につながるサービスサイトを作るには、いきなり原稿を書き始めるのではなく、戦略、情報整理、構成作成の順番で進める必要があります。

ターゲットの検討段階を整理する

見込み客は、全員が同じ温度感でサイトを訪れるわけではありません。

大きく分けると、次のような段階があります。

  • 課題を感じ始めた段階
  • 解決方法を調べている段階
  • 複数のサービスを比較している段階
  • 具体的な依頼先を探している段階

課題を感じ始めた人には、問題の原因や解決方法を伝えるコンテンツが必要です。一方、依頼先を探している人には、料金、実績、対応範囲、利用の流れなどが重視されます。

すべての訪問者をすぐ問い合わせフォームへ誘導するのではなく、検討段階に応じた情報を用意することが重要です。

たとえば、今すぐ相談するほどではない人に向けて、資料ダウンロード、事例紹介、無料診断などの中間的なコンバージョンを設ける方法もあります。

顧客へのヒアリングから生の言葉を集める

サービスの魅力を伝えるコンテンツを作るうえで、既存顧客の言葉は有力な材料になります。

次のような内容をヒアリングしましょう。

  • 依頼前に何に困っていたか
  • どのような言葉で検索したか
  • 比較したサービスや会社は何か
  • 依頼前に不安だったことは何か
  • 最終的な決め手は何だったか
  • 利用後にどのような変化があったか
  • 想定外に良かった点は何か

社内では当たり前になっている強みが、顧客にとっては重要な決め手になっていることがあります。

たとえば、企業側は技術力を最大の強みだと考えていても、顧客は「説明が分かりやすかった」「相談段階から課題を整理してくれた」「担当者の対応が早かった」といった点を評価しているかもしれません。

顧客の声を分析すると、サービスサイトで強調すべき価値が明確になります。

営業現場の情報をコンテンツに反映する

営業担当者や問い合わせ対応者は、見込み客の不安や比較基準を最も理解している存在です。

営業現場で繰り返し説明している内容は、サイト上で不足している可能性があります。

  • 毎回説明しているサービスの特徴
  • 商談でよく聞かれる質問
  • 顧客が誤解しやすいポイント
  • 失注につながりやすい不安
  • 成約時に評価された点
  • 競合との違いを説明する内容

これらをサービスサイトのコンテンツに反映すると、問い合わせ前の理解が深まり、商談も進めやすくなります。

サービスサイトは営業資料と切り離して考えるのではなく、24時間働く営業担当者として設計することが大切です。

ページごとの役割を明確にする

サービスサイトの各ページには、それぞれ役割を持たせる必要があります。

代表的なページ構成は次のとおりです。

  • トップページ:サービス全体の価値を伝える
  • サービス詳細:内容、特徴、対象、メリットを説明する
  • 課題別ページ:特定の悩みと解決方法を示す
  • 業種別ページ:業界特有の課題への対応力を伝える
  • 事例ページ:実績と成果の根拠を示す
  • 料金ページ:費用とサービス範囲を明確にする
  • よくある質問:不安や疑問を解消する
  • 会社情報:運営者の信頼性を伝える
  • 問い合わせページ:相談への心理的負担を減らす

すべての情報をトップページに詰め込むと、かえって読みにくくなります。情報量が多い場合は、訪問者の目的ごとにページを分け、内部リンクでつなぎましょう。

SEOを意識したサービスサイトのコンテンツ設計

サービスサイトで問い合わせを増やすには、ページを読んだ人への訴求だけでなく、検索エンジンから見込み客を呼び込む設計も必要です。

検索キーワードごとにページの目的を分ける

1ページで多くのキーワードを狙おうとすると、テーマが曖昧になり、検索意図を満たしにくくなります。

たとえば、サービス名に加えて、地域、業種、課題、料金などの検索需要がある場合は、必要に応じてページを分けます。

  • サービス名を解説するページ
  • 地域名とサービス名を組み合わせたページ
  • 業種別の活用方法を紹介するページ
  • 課題別の解決方法を説明するページ
  • 料金や費用相場を説明するページ
  • 導入事例を紹介するページ

ただし、キーワードごとに似たページを大量に作るだけでは成果は期待できません。それぞれの検索意図に合わせ、独自の情報を掲載することが前提です。

課題解決型の記事からサービスページへつなげる

サービスページだけで、検討初期の検索キーワードをすべてカバーすることは困難です。

そこで、見込み客が抱える悩みをテーマにブログ記事を作成し、関連するサービスページへ誘導します。

たとえば、ホームページ制作サービスであれば、次のような記事が考えられます。

  • ホームページから問い合わせが来ない原因
  • サービスサイトに必要なコンテンツ
  • ホームページをリニューアルするタイミング
  • SEO対策をしても成果が出ない理由
  • 問い合わせフォームの離脱を減らす方法

ブログ記事で課題への理解を深めてもらい、その解決手段としてサービスページを案内することで、自然な集客導線を作れます。

NT CREATIONでは、自社ブログの記事が検索上位に表示され、月2件以上の問い合わせにつながった実績があります。単に検索順位を上げるだけでなく、記事内で悩みを解決し、関連サービスへの導線を設計したことが問い合わせ獲得につながっています。

SEOはアクセス数を増やす施策ではなく、適切な見込み客とサービスを結びつける施策として考える必要があります。

独自情報を掲載して比較されやすくする

検索結果で評価され、見込み客からも信頼されるためには、一般論だけでなく自社ならではの情報が必要です。

独自情報として活用できるものには、次のような内容があります。

  • 実際の支援事例
  • 顧客からよく受ける相談
  • 現場で起こりやすい失敗
  • サービス提供時に重視している工程
  • 独自の判断基準やチェック項目
  • 顧客アンケートや利用者の声
  • 改善前後の数値
  • 業界特有の注意点

競合サイトの内容を参考にするだけでは、似たような説明になりがちです。自社の営業、制作、サポート現場にある情報を整理することで、他社との差別化につながります。

コンバージョンを高める導線設計

サービスサイトの成果は、アクセス数だけでは判断できません。最終的には、問い合わせ、相談予約、資料請求などのコンバージョンにつながっているかを確認する必要があります。

各ページに次の行動を用意する

訪問者がページを読み終えたときに、次に何をすればよいか分からなければ離脱につながります。

ページの内容に応じて、次の行動を用意しましょう。

  • サービスの詳細を見る
  • 関連する導入事例を見る
  • 料金を確認する
  • よくある質問を見る
  • 資料をダウンロードする
  • 無料相談を申し込む
  • 問い合わせをする

すべての場所に同じ問い合わせボタンを置くのではなく、訪問者の関心に合わせて選択肢を変えることが重要です。

課題解決の記事を読んでいる段階では、いきなり問い合わせを求めるより、事例やサービス詳細へのリンクのほうが自然な場合があります。

CTAの文言を具体的にする

「お問い合わせはこちら」という文言だけでは、クリック後に何が起きるのか分かりません。

次のように目的を具体化すると、行動しやすくなります。

  • サービスについて無料で相談する
  • 自社に合うプランを確認する
  • 概算費用について問い合わせる
  • ホームページの改善点を相談する
  • 制作やリニューアルの進め方を聞く

また、CTAの近くに「相談のみでも問題ありません」「無理な営業は行いません」といった一文を添えると、心理的な負担を軽減できます。

問い合わせフォームの負担を減らす

フォームの入力項目が多すぎると、関心の高い訪問者でも途中で離脱する可能性があります。

初回問い合わせでは、必要最低限の情報に絞りましょう。

  • 会社名
  • 名前
  • メールアドレス
  • 相談内容

詳細な予算、希望納期、従業員数などは、必須項目にせず任意にする方法もあります。

フォーム改善では、項目数だけでなく、スマートフォンでの入力しやすさ、エラー表示、確認画面の有無、送信後の案内も確認する必要があります。

公開後の改善でサービスサイトを育てる

サービスサイトは、公開した時点で完成ではありません。アクセスデータや問い合わせ内容を確認しながら改善を続けることで、成果につながるサイトへ育っていきます。

数値と実際の問い合わせ内容を確認する

改善時には、アクセス数だけでなく次の指標を確認します。

  • どのページから訪問されているか
  • よく読まれているページはどこか
  • 離脱が多いページはどこか
  • 問い合わせ前に閲覧されているページはどこか
  • CTAがどの程度クリックされているか
  • フォームで離脱していないか
  • どの検索キーワードから流入しているか

また、数値だけでなく、実際の問い合わせ内容も重要です。

想定していた顧客から問い合わせが来ているか、サービス内容を誤解されていないか、サイトに書いてある内容を繰り返し質問されていないかを確認しましょう。

同じ質問が増えている場合は、その情報をサービスページやよくある質問に追加することで、コンテンツを改善できます。

集客とコンバージョンを分けて考えない

アクセス数が少なければ、SEOや広告、SNSなどの集客施策が必要です。一方、アクセスはあるのに問い合わせが少なければ、コンテンツや導線に課題がある可能性があります。

ただし、実際には両方が関係しているケースが少なくありません。

検索順位を上げても、検索意図とサービス内容が合っていなければ問い合わせにはつながりません。サイトの導線を改善しても、見込み客の流入がなければ成果は限定的です。

そのため、サービスサイトでは次の要素を一体として考える必要があります。

  • ターゲット設定
  • サービスの強みの言語化
  • 検索キーワードの選定
  • コンテンツ制作
  • ページ構成
  • 内部リンク
  • CTA
  • 問い合わせフォーム
  • アクセス解析
  • 継続的な改善

制作会社に依頼する場合も、デザインやコーディングだけでなく、戦略設計、SEO、コンバージョン改善まで相談できるかを確認することが重要です。

サービスサイト制作でよくある失敗

サービスサイトの制作やリニューアルでは、見た目を整えることが目的になり、本来の事業成果が置き去りになるケースがあります。

デザインを決めてから原稿を考える

先にデザインを完成させ、その枠に合わせて文章を入れると、必要な情報を十分に掲載できないことがあります。

本来は、ターゲット、訴求内容、ページ構成、必要なコンテンツを整理したうえで、情報が伝わるデザインを作るべきです。

デザインはサービスの魅力を引き立てる手段であり、目的ではありません。

競合サイトを参考にしすぎる

競合サイトの構成を参考にすること自体は有効ですが、そのまま似た内容を掲載すると、自社独自の価値が見えなくなります。

競合調査では、模倣するのではなく、次の点を確認します。

  • 競合が強く訴求している内容
  • 各社に共通している基本情報
  • 十分に説明されていない顧客の不安
  • 自社がより具体的に伝えられる領域
  • 顧客が比較しにくいポイント

競合に書かれていないから不要なのではなく、見込み客に必要な情報であれば積極的に掲載することが重要です。

公開後に更新されない

サービス内容、料金、実績、よくある質問が古いままでは、企業への信頼を損なう可能性があります。

さらに、公開後にSEOやコンバージョンの状況を確認しなければ、どこに課題があるのか分かりません。

更新しやすい仕組みを導入し、社内で更新する項目と外部へ依頼する項目を決めておきましょう。

NT CREATIONでは、WordPressを活用した更新性の高いサイト構築にも対応しています。公開後に実績、事例、ブログ、よくある質問などを追加できる状態を整えることで、継続的な情報発信とSEO改善を進めやすくなります。

まとめ:サービスサイトは顧客の意思決定を支える設計が必要

問い合わせにつながるサービスサイトを作るには、情報量を増やすだけでは不十分です。

重要なのは、ターゲットが抱える悩みを理解し、サービスの価値、選ばれる理由、実績、料金、利用の流れなどを、見込み客が知りたい順番に配置することです。

特に、次の点を意識しましょう。

  • 企業目線ではなく顧客目線で価値を伝える
  • ターゲットと解決する課題を具体化する
  • 特徴を顧客が得られるメリットに変換する
  • 実績や事例で信頼性を示す
  • SEOと問い合わせ導線を一体で設計する
  • 公開後も数値と顧客の声をもとに改善する

ホームページは、作るだけでは成果が出ません。サービスの強みを整理する戦略設計、見込み客を集めるSEO、必要な情報へ案内する導線設計、問い合わせを後押しするコンテンツ、公開後の運用改善まで、一貫して取り組むことが重要です。

NT CREATIONでは、サービスサイト、コーポレートサイト、ECサイト、ランディングページなどの制作に加え、SEO、広告、SNS、LINEを活用した集客支援にも対応しています。工業、金融、医療、美容、不動産、教育、通信、福祉、観光、ECなど、幅広い分野で培った経験をもとに、事業内容やターゲットに合った構成と導線を設計します。

「自社サービスの魅力をうまく言語化できない」「サイトをリニューアルすべきか判断できない」「アクセスはあるのに問い合わせが増えない」とお悩みの場合は、NT CREATIONへお問い合わせください。

現在のサイトや集客状況を確認し、制作だけでなく、コンテンツ設計、SEO、導線改善、運用まで含めて必要な施策を整理します。まずはご相談だけでも問題ありません。無理な営業は行いませんので、無料相談からお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

滝川 直人

滝川 直人

NT CREATION代表/Webマーケター
1993年生まれ、東京都江東区出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、国内生命保会社にて保険代理店向け営業を4年間担当し、約100店舗のサポートを経験。その傍らWeb制作・マーケティング業に携わり、2021年3月に保険会社を退職。2021年4月にNT CREATIONを設立し、これまでに200件以上のホームページ制作やマーケティング支援を担当させていただきました。
NT CREATIONは、東京・渋谷を拠点に、戦略設計から集客施策まで一貫したサポートを展開。クライアントの魅力を最大限に流通させ、売上拡大やコスト削減など、成果につながる施策をともに創り上げています。