【ECサイト】スマホユーザーが離脱しない!モバイル最適化チェックリスト

【ECサイト】スマホユーザーが離脱しない!モバイル最適化チェックリスト

現在、多くのECサイトへのアクセスはスマートフォン経由です。
しかし、「スマホで見づらい」「操作しにくい」という理由でユーザーが離脱してしまっているケースは少なくありません。

この記事では、ECサイトを運営している事業者が今すぐ見直せるモバイル最適化のチェックポイントをまとめました。
スマホユーザーの離脱を防ぎ、購入率アップを目指しましょう。

なぜモバイル最適化が重要なのか?

スマートフォンからのアクセス比率は、ECサイトにおいて6~8割にも及ぶと言われています。
しかし、PC用に作られた画面をそのままスマホで表示していると、次のような問題が発生します。

・文字が小さく読みにくい
・画像が崩れて見える
・ボタンが押しづらい
・カートに進むまでが分かりにくい

これらはすべて離脱の要因です。せっかく集客できていても、購入前にユーザーが離れてしまっては意味がありません。
だからこそ、スマホでの使いやすさを徹底的に見直すことが重要なのです。

モバイル最適化のチェックリスト

1. 文字サイズは十分に大きいか(推奨16px以上)

スマホでは小さな文字は読みにくく、離脱につながります。
見出しや本文のバランスを見ながら、最低でも16px以上のサイズを確保しましょう。

2. 画像やバナーがスマホで崩れていないか

PC用に作ったバナーがスマホでははみ出したり、文字が小さく潰れてしまうケースがあります。
スマホ用に縦長のバナーを用意する、もしくはテキストはHTMLで表現するなどの工夫をしましょう。

3. ボタンは指で押しやすいサイズか(目安は40px以上)

購入ボタン・カートボタン・お問い合わせなど、重要な導線は指で押しやすいサイズと間隔を意識しましょう。
「ボタンが小さくて押しにくい」と感じた時点で、ユーザーは離れてしまいます。

4. ヘッダーメニューやハンバーガーメニューが分かりやすいか

スマホではナビゲーションが省略されることが多いため、ユーザーが迷わず目的のページにたどり着ける構造が重要です。

・ハンバーガーメニューは左上か右上に配置
・メニューはシンプルにまとめる
・重要なページはトップページにもリンク設置

5. ページ表示速度は遅くないか(目安は3秒以内)

スマホユーザーは待つことに対してシビアです。
特に4G回線や混雑した時間帯では表示速度が遅くなりやすいため、以下の対策が有効です。

・画像の軽量化(WebP形式も検討)
・不要なJavaScriptの削除
・遅延読み込み(Lazy Load)の導入

6. ファーストビューに「知りたい情報」があるか

スマホでは画面が小さいため、最初に表示される情報が非常に重要です。

・商品の写真
・価格
・キャンペーン情報

など、知りたい情報をなるべく上に配置しましょう。

7. カートに入れる〜購入完了までがスムーズか

購入ステップが長かったり、わかりにくいフォームがあると離脱されやすくなります。

・「カートに入れる」ボタンを目立たせる
・ステップごとのナビゲーション
・住所入力の自動補完(郵便番号からの自動入力)

などでストレスを減らし、購入完了まで迷わせない導線設計を意識しましょう。

定期的なモバイルチェックを習慣化しよう

スマホの機種やOS、ブラウザによって表示が異なることもあります。
そのため、運営者自身が定期的にスマホで自社サイトを確認することが大切です。

以下のようなタイミングでチェックを行うと良いでしょう:

・新商品を追加したとき
・キャンペーンを開始したとき
・デザインを変更したとき
・アップデートや不具合報告があったとき

スマホ最適化でお悩みのEC事業者の方へ

NT CREATIONでは、ECサイトのスマホ表示・UI改善・購入導線の最適化など、モバイル対応に関する支援を行っています。
「スマホ対応が不十分かも」「購入率が伸びない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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代表:滝川

ご相談は無料で承っています。ぜひお気軽にご連絡ください!

この記事を書いた人

滝川 直人

滝川 直人

NT CREATION代表/Webマーケター
1993年生まれ、東京都江東区出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、国内生命保会社にて保険代理店向け営業を4年間担当し、約100店舗のサポートを経験。その傍らWebコンサルティングに携わり、2021年3月に保険会社を退職し、独立。2021年4月にNT CREATIONを設立し、これまでに100社以上にホームページ制作やマーケティング支援を提供しています。
NT CREATIONは、東京・渋谷を拠点に、戦略設計から集客施策まで一貫したサポートを展開。クライアントの魅力を最大限に流通させ、売上拡大やコスト削減など、成果につながる施策をともに創り上げています。