会社のホームページを自分で作れるサービスが増えたことで、「まずは自社で作ってみよう」「制作費を抑えたい」と考える中小企業の経営者・担当者は少なくありません。実際、会社概要や簡単なサービス紹介を掲載するだけであれば、ノーコードツールやテンプレートを使って自社でホームページを作ることも可能です。
しかし、ホームページの目的が「名刺代わり」ではなく、問い合わせ獲得・採用・資料請求・来店予約・SEO集客である場合、自分で作るだけでは成果につながらないケースも多くあります。
大切なのは、「会社のホームページを自分で作るべきか、外注すべきか」を費用だけで判断しないことです。どこまでを自社で対応し、どこから専門家に任せるべきかを見極めることで、無駄なコストを抑えながら、成果につながるホームページを目指せます。
この記事では、会社のホームページを自分で作る方法、自社対応できる範囲、外注すべき判断基準、失敗しない進め方までを実務目線で解説します。
会社のホームページは自分で作れるが、目的によって向き不向きがある
会社のホームページは、今では自分で作ることも十分可能です。Wix、Jimdo、STUDIO、ペライチ、WordPressなどを使えば、専門的なプログラミング知識がなくてもページを作成できます。
ただし、重要なのは「作れるかどうか」ではなく、事業目的を達成できるホームページになるかどうかです。
たとえば、以下のような目的であれば、自社で作る選択肢もあります。
- 会社概要を最低限掲載したい
- 取引先に見せる名刺代わりのページがほしい
- 開業直後で予算を大きくかけられない
- まずは簡易的にWeb上の窓口を用意したい
- 更新頻度が少なく、集客目的ではない
一方で、次のような目的がある場合は、自社制作だけでは限界が出やすくなります。
- ホームページから問い合わせを増やしたい
- SEO対策で検索上位を狙いたい
- 競合と比較されたときに選ばれるサイトにしたい
- サービスの強みを分かりやすく伝えたい
- 採用応募や資料請求などの成果につなげたい
- 広告、SNS、MEOなどと連携して集客したい
ホームページは、単にデザインを整えるだけでは成果が出ません。誰に向けて、何を伝え、どのページを見てもらい、どの行動につなげるのかという戦略設計が必要です。
自社で作る場合でも、最初に目的を明確にしておくことで、後から「作ったけれど問い合わせが来ない」という失敗を防ぎやすくなります。
会社のホームページを自分で作る主な方法
会社のホームページを自分で作る方法はいくつかあります。どの方法を選ぶかによって、費用、自由度、更新性、SEO対策のしやすさが変わります。
ノーコードツールで作る
ノーコードツールは、専門知識がなくても直感的にホームページを作れるサービスです。テンプレートを選び、テキストや画像を差し替えることで、短期間で公開できます。
代表的な特徴は以下の通りです。
- 初期費用を抑えやすい
- 操作が比較的簡単
- デザインテンプレートが用意されている
- サーバー管理が不要な場合が多い
- 小規模サイトに向いている
一方で、テンプレート感が出やすく、細かなSEO設定や導線設計、表示速度の最適化、独自の機能追加には制限があることもあります。
「とりあえず会社情報を掲載したい」「1ページだけの簡易サイトを作りたい」という場合には向いていますが、本格的に集客を狙う場合は慎重に検討したほうがよいでしょう。
WordPressで作る
WordPressは、会社ホームページやブログ、サービスサイトなどで広く使われているCMSです。テーマやプラグインを活用すれば、自社でも比較的自由度の高いサイトを作れます。
WordPressのメリットは以下です。
- SEO対策を行いやすい
- ブログ更新がしやすい
- ページ追加や機能拡張がしやすい
- デザインの自由度が高い
- 長期的な運用に向いている
ただし、WordPressはサーバー、ドメイン、セキュリティ、バックアップ、プラグイン管理なども必要になります。設定を誤ると、表示崩れやセキュリティリスク、更新トラブルが起きることもあります。
会社のホームページを自分で作る場合でも、WordPressは「完全初心者が何も調べずに扱えるツール」ではありません。基本的な管理や運用に時間をかけられるかどうかが判断ポイントになります。
HTML・CSSで一から作る
HTMLやCSSを使って一からホームページを作る方法もあります。自由度は高いものの、専門知識が必要なため、社内にWeb制作の経験者がいない場合は現実的ではありません。
また、会社ホームページは公開して終わりではなく、情報更新、SEO改善、フォーム管理、スマートフォン対応、セキュリティ対策なども必要です。
学習目的であればよいですが、事業用ホームページとして成果を求めるなら、HTML・CSSでの完全自作は時間対効果が合わないことが多いです。
自社で対応してもよい範囲
会社のホームページを自分で作る場合、すべてを自社で抱える必要はありません。むしろ、自社で対応すべき部分と、専門家に任せるべき部分を分けることが重要です。
自社で対応しやすいのは、会社の内側にある情報整理です。
会社情報やサービス内容の整理
会社概要、代表挨拶、事業内容、営業時間、所在地、問い合わせ先などの基本情報は、自社で整理できます。
制作会社に依頼する場合でも、これらの情報が曖昧なままだと、ホームページの内容もぼんやりしてしまいます。
特に重要なのは、サービス内容を「自社目線」ではなく「顧客目線」で整理することです。
たとえば、単に「高品質なサービスを提供しています」と書くだけでは、訪問者には伝わりません。以下のように具体化する必要があります。
- 誰のどんな悩みを解決するサービスなのか
- 他社と比べて何が違うのか
- 依頼するとどのような流れで進むのか
- 費用感や相談前に知りたい情報は何か
- 実績や事例として伝えられる内容はあるか
この整理は、自社でしか深く言語化できない部分です。外注する場合でも、最初に自社内で棚卸ししておくと、制作の質が大きく変わります。
写真や実績素材の準備
会社の雰囲気、スタッフ、施工事例、商品、店舗、設備、作業風景などの写真は、ホームページの信頼感に直結します。
自社で準備できる素材には、以下のようなものがあります。
- 会社外観やオフィスの写真
- 代表者やスタッフの写真
- 商品・サービスの写真
- 施工事例や導入事例
- お客様の声
- よくある質問
- 受賞歴や認定資格
- 採用向けの職場風景
写真はスマートフォンでも撮影できますが、暗い、ぼやけている、生活感が出すぎている写真は、かえって信頼を下げる場合があります。
自社で簡易撮影する場合でも、明るい場所で撮る、背景を整える、横向きと縦向きを両方撮る、複数パターンを残すなどの工夫が大切です。
ブログやお知らせの更新
ホームページ公開後のお知らせ更新やブログ投稿は、自社で対応しやすい領域です。特にSEO対策では、継続的なコンテンツ更新が重要になる場合があります。
ただし、「とにかく記事を増やせばよい」というわけではありません。検索されていないテーマの記事を量産しても、アクセスや問い合わせにつながりにくいからです。
自社で記事を書く場合は、以下を意識する必要があります。
- 見込み客が検索するキーワードを選ぶ
- 悩みや疑問に答える内容にする
- 自社サービスへの自然な導線を入れる
- 専門性や実績が伝わる内容にする
- タイトルや見出しを分かりやすくする
ブログ更新自体は自社で行い、キーワード選定や記事構成、SEO方針は専門家に相談するという進め方も有効です。
自社制作で失敗しやすいポイント
会社のホームページを自分で作るときに多い失敗は、デザインや操作方法だけに意識が向いてしまうことです。
ホームページで成果が出ない原因は、見た目の問題だけではありません。むしろ、設計不足・情報不足・導線不足が原因になっているケースが多くあります。
誰に向けたホームページか分からない
よくある失敗は、ターゲットが曖昧なまま作り始めることです。
「すべての人に向けて分かりやすく」と考えるほど、結果的に誰にも刺さらない内容になりやすくなります。
たとえば、同じ工務店のホームページでも、ターゲットが以下のどれかによって伝える内容は変わります。
- 新築住宅を検討している家族
- リフォームを検討している高齢世帯
- 店舗改装を考えている事業者
- 相見積もり中で比較している人
- まだ情報収集段階の人
ターゲットが変われば、必要なページ、写真、実績、費用の見せ方、問い合わせ導線も変わります。
会社のホームページを自分で作る場合でも、最初に「誰に選ばれるためのサイトか」を明確にすることが欠かせません。
会社の強みが伝わっていない
多くの会社が「品質」「丁寧」「安心」「地域密着」「豊富な実績」といった言葉を使います。しかし、これらは競合も使いやすい表現のため、そのままでは差別化になりません。
強みを伝えるには、抽象的な言葉を具体的な根拠に変える必要があります。
たとえば、以下のような情報があると説得力が増します。
- どのような業界・顧客に選ばれてきたのか
- どの工程にこだわっているのか
- どのような課題を解決してきたのか
- どのような相談が多いのか
- 他社では対応しにくいことに対応できるのか
- 実績や事例として示せるものはあるか
ホームページは、会社の魅力をただ並べる場所ではありません。見込み客が「この会社なら相談してもよさそう」と判断するための情報を整理する場所です。
強みがうまく言語化できていない場合は、外部の視点を入れたほうが整理しやすくなります。
問い合わせまでの導線が弱い
ホームページから問い合わせが来ないサイトには、導線が弱いという共通点があります。
たとえば、以下のような状態です。
- 問い合わせボタンが見つけにくい
- スマートフォンでフォームが入力しにくい
- サービスページから問い合わせへの流れがない
- 料金や相談の流れが分からず不安が残る
- どのページを見ても次に何をすればよいか分からない
- 電話・メール・LINEなどの選択肢が整理されていない
ユーザーは、少しでも不安や面倒さを感じると離脱します。特にスマートフォンで閲覧している場合、ボタンの位置やフォームの入力項目が成果に大きく影響します。
ホームページの目的が問い合わせ獲得であるなら、デザインより先にコンバージョン導線を考える必要があります。
SEOを後回しにしてしまう
自社でホームページを作る場合、公開後に「SEO対策をすればよい」と考えがちです。しかし、SEOは後付けだけでは限界があります。
SEOで成果を出すには、サイト設計の段階から以下を考える必要があります。
- どのキーワードで検索上位を狙うのか
- どのページでどの検索意図に応えるのか
- サービスページとブログをどう連携するのか
- 地域名や業種名をどう設計するのか
- タイトル、見出し、内部リンクをどう整えるのか
- 検索した人が問い合わせるまでの流れをどう作るのか
たとえば、「会社 ホームページ 自分で」と検索する人は、単に作り方を知りたいだけでなく、「自分でできる範囲と外注すべき範囲を知りたい」という意図を持っている可能性があります。
このように検索意図を読み取り、ページの内容を設計することがSEOでは重要です。
外注すべき判断基準
会社のホームページを自分で作るか外注するかは、予算だけで判断すると失敗しやすくなります。判断基準は、ホームページに求める役割です。
問い合わせや売上につなげたい場合
ホームページから問い合わせや売上を生み出したい場合は、外注を検討すべきです。
なぜなら、成果につながるホームページには、デザインだけでなく以下の要素が必要だからです。
- ターゲット設計
- 競合分析
- 強みの言語化
- SEO設計
- ページ構成
- コピーライティング
- 導線設計
- フォーム改善
- アクセス解析
- 公開後の改善運用
これらをすべて自社で学びながら実行するには、かなりの時間がかかります。経営者や担当者が本業の合間に進める場合、途中で止まってしまうことも少なくありません。
特に、すでにホームページがあるのに問い合わせが来ていない場合は、単にデザインを変えるだけでは改善しない可能性があります。サイト全体の構成、検索キーワード、訴求内容、導線を見直す必要があります。
競合が強い業界でSEOを狙う場合
地域名や業種名で検索上位を狙いたい場合も、外注を検討する価値があります。
たとえば、以下のようなキーワードは競合が多くなりやすい傾向があります。
- 地域名+工務店
- 地域名+歯科医院
- 地域名+保険代理店
- 地域名+美容サロン
- 地域名+不動産
- 地域名+解体業者
- 地域名+清掃業者
SEOは、記事を書くだけではなく、サイト全体の設計、内部リンク、ページ品質、検索意図、地域性、実績の見せ方などが関係します。
NT CREATIONのこれまでの支援でも、地域SEOや内部SEO、導線改善によって問い合わせ獲得につながったケースがあります。たとえば、清掃業のホームページリニューアルでは、導線設計の改善と内部SEOにより月4件の問い合わせ獲得につながった実績があります。また、建設業や清掃業の地域SEOでも、月2件の問い合わせ獲得につながったケースがあります。
検索順位を上げるだけでなく、検索から訪れた人が問い合わせたくなる設計まで考えることが大切です。
自社の強みをうまく言語化できない場合
「自社の強みが分からない」「他社との違いをうまく説明できない」という場合も、外注を検討したほうがよい場面です。
経営者にとっては当たり前のことでも、顧客から見ると大きな魅力になる場合があります。逆に、自社が強みだと思っていることが、顧客にとっては判断材料になっていないこともあります。
外部のWebパートナーが入ることで、以下のような整理がしやすくなります。
- 顧客が本当に知りたい情報は何か
- 競合と比較されたときの違いは何か
- 実績をどのように見せると伝わりやすいか
- 専門性を初心者にも分かりやすく伝えるにはどうするか
- 問い合わせ前の不安をどう解消するか
ホームページ制作では、きれいなデザインを作る前に、選ばれる理由を言語化する工程が重要です。
社内に更新・改善の時間がない場合
自社でホームページを作っても、更新や改善が止まってしまうと成果は出にくくなります。
特に中小企業では、担当者が他の業務と兼任していることが多く、以下のような状態になりがちです。
- お知らせが数年前で止まっている
- ブログを始めたが数記事で止まっている
- 施工事例や実績が追加されていない
- アクセス解析を見ていない
- 問い合わせフォームの改善をしていない
- SEO順位の変化を確認していない
ホームページは公開して終わりではありません。むしろ公開後に、検索順位、アクセス数、問い合わせ数、離脱率などを見ながら改善することで成果に近づきます。
社内で継続運用する時間がない場合は、制作だけでなく運用まで相談できる外部パートナーを選ぶことが重要です。
自分で作る場合の基本ステップ
会社のホームページを自分で作る場合でも、勢いでツールを触り始めるのはおすすめしません。先に設計を行うことで、作り直しを防げます。
目的を明確にする
最初に決めるべきことは、ホームページの目的です。
目的が曖昧なまま作ると、デザインも文章もページ構成も判断できません。
以下のように、できるだけ具体的に整理します。
- 問い合わせを増やしたい
- 採用応募を増やしたい
- 既存顧客に信頼してもらいたい
- 営業資料代わりに使いたい
- 地域名で検索されたときに見つけてもらいたい
- 広告の受け皿にしたい
- SNSからの流入先にしたい
目的が複数ある場合は、優先順位を付けることも大切です。すべてを同じ強さで狙うと、サイト全体のメッセージがぼやけてしまいます。
ターゲットを決める
次に、誰に向けたホームページなのかを決めます。
ターゲットは「法人向け」「個人向け」だけでは不十分です。より具体的に考える必要があります。
- どの地域の人か
- どの業種・職種の人か
- どんな悩みを持っているか
- 比較検討している競合はどこか
- 予算感はどの程度か
- 問い合わせ前に何を不安に感じるか
- どのような言葉で検索するか
ターゲットが明確になると、必要なページや文章のトーンが決まります。
たとえば、専門知識がない初心者向けなら、難しい専門用語を避けて説明する必要があります。一方で、法人担当者向けなら、実績、対応範囲、導入までの流れ、費用感などを具体的に示すことが重要です。
必要なページを洗い出す
会社ホームページに必要なページは、業種や目的によって異なりますが、基本的には以下のような構成になります。
- トップページ
- 会社概要
- 事業内容・サービス紹介
- 選ばれる理由
- 実績・事例
- 料金・プラン
- お客様の声
- よくある質問
- お知らせ・ブログ
- 採用情報
- お問い合わせ
すべてのページを最初から作る必要はありませんが、問い合わせ獲得を目的にするなら、サービス紹介、実績、よくある質問、お問い合わせ導線は特に重要です。
「トップページだけ整っているが、サービス詳細が薄い」というサイトでは、比較検討中のユーザーが不安を感じやすくなります。
文章と写真を準備する
ホームページ制作で意外と時間がかかるのが、文章と写真の準備です。
デザインテンプレートがあっても、中身がなければ公開できません。特に会社ホームページでは、文章の質が信頼感を大きく左右します。
文章を作るときは、以下の流れを意識すると分かりやすくなります。
- 最初に結論を伝える
- なぜそれが重要なのかを説明する
- 実績や事例で具体化する
- 最後に問い合わせや相談につなげる
これはPREP法に近い考え方です。読み手は忙しいため、結論が見えない文章は途中で離脱されやすくなります。
また、写真はできるだけ自社らしさが伝わるものを用意しましょう。フリー素材だけに頼ると、他社との差別化が難しくなります。
公開後に改善する
ホームページは公開がゴールではありません。公開後に改善することで、成果につながる可能性が高まります。
最低限、以下の項目は確認したいところです。
- どのページが見られているか
- どの検索キーワードで流入しているか
- 問い合わせページまで到達しているか
- スマートフォンで見づらい箇所はないか
- フォームの離脱が多くないか
- 検索順位に変化はあるか
- ブログや事例を追加できているか
自分で作ったホームページでも、改善を続ければ少しずつ成果に近づけることはできます。ただし、分析や改善の方法が分からない場合は、早い段階で専門家に相談したほうが遠回りを防げます。
外注先を選ぶときに見るべきポイント
会社のホームページを外注する場合、制作会社やフリーランスを価格だけで選ぶのは危険です。安く作れても、集客や問い合わせにつながらなければ、結果的に高い買い物になってしまいます。
制作だけでなく集客設計まで相談できるか
外注先を選ぶときは、デザインやコーディングだけでなく、集客設計まで相談できるかを確認しましょう。
成果を出すためには、以下のような視点が必要です。
- どのキーワードで集客するか
- どのページを強化すべきか
- 競合とどう差別化するか
- 問い合わせまでの流れをどう作るか
- 公開後にどう改善していくか
- SEO、広告、SNS、MEOとどう連携するか
ホームページ制作は、Webマーケティングの一部です。制作だけで完結するのではなく、集客・導線・運用まで考えられるパートナーを選ぶことで、成果につながりやすくなります。
自社の業種や課題を理解してくれるか
業種によって、ホームページで伝えるべき内容は異なります。
たとえば、製造業では技術力や設備、加工対応範囲が重要になります。医療・福祉では安心感や信頼性が重視されます。不動産や金融では、専門性と分かりやすさの両立が必要です。美容や飲食では、写真の印象や予約導線も成果に影響します。
NT CREATIONでは、工業、金融、医療、美容、不動産、教育、通信、福祉、観光、ECなど、幅広い業種のホームページ制作・マーケティング支援に関わってきました。業種ごとにユーザーが知りたい情報や問い合わせ前の不安は異なるため、見た目だけでなく、事業内容に合わせた構成設計を重視しています。
外注先を選ぶ際は、「きれいなデザインが作れるか」だけでなく、「自社の顧客が何を見て判断するか」を一緒に考えてくれるかを確認しましょう。
公開後の改善まで対応できるか
ホームページは、公開後の運用で成果が変わります。
そのため、外注先を選ぶときは、公開して終わりではなく、改善まで相談できるかが重要です。
確認すべきポイントは以下です。
- SEO対策に対応しているか
- ブログやコンテンツ改善の相談ができるか
- アクセス解析を見ながら改善できるか
- 問い合わせ導線の改善ができるか
- 広告やSNSとの連携も相談できるか
- 必要に応じてページ追加やリニューアルができるか
NT CREATIONでは、Web制作だけでなく、SEO、MEO、広告運用、SNS運用、LINE構築、YouTube運用など、集客に関わる領域も含めて支援しています。ホームページ単体ではなく、事業の集客導線全体を見ながら改善できることが強みです。
自社制作と外注を組み合わせる方法もある
会社のホームページは、「すべて自分で作る」か「すべて外注する」かの二択ではありません。現実的には、自社制作と外注を組み合わせる方法が有効です。
戦略設計だけ外注する
予算を抑えたい場合は、ホームページ全体の戦略設計だけ専門家に相談し、実際の更新や一部作業は自社で行う方法があります。
たとえば、以下のような部分を外部に相談できます。
- サイト構成
- SEOキーワード選定
- トップページの設計
- サービスページの見せ方
- 問い合わせ導線
- ブログテーマの選定
- 競合サイトの分析
設計が整っていれば、自社でページを作る場合でも失敗を減らせます。
特に、会社のホームページを自分で作りたい経営者にとって、「最初の設計だけプロに見てもらう」ことは費用対効果の高い選択肢です。
制作は外注し、更新は自社で行う
会社ホームページでは、初期制作は外注し、公開後のお知らせやブログ更新は自社で行う方法も一般的です。
この方法なら、デザイン、構成、SEO設定、導線設計などの重要部分は専門家に任せつつ、日々の情報発信は自社でコントロールできます。
WordPressで構築すれば、社内で更新しやすいホームページにすることも可能です。
ただし、更新しやすさを重視するなら、制作段階で管理画面の使いやすさや更新ルールまで設計しておく必要があります。
改善やSEOだけ外注する
すでに自社で作ったホームページがある場合、全面リニューアルではなく、改善やSEOだけを外注する方法もあります。
たとえば、以下のような相談が可能です。
- 問い合わせが来ない原因を分析する
- SEOに弱いページを改善する
- 問い合わせボタンの位置を見直す
- サービスページの文章を改善する
- ブログ記事の方向性を見直す
- フォームの項目を減らして離脱を防ぐ
- スマートフォン表示を改善する
「今のサイトを活かせるのか」「リニューアルしたほうがよいのか」を判断するためにも、まずは現状診断を受けるのは有効です。
会社ホームページで成果を出すために必要な考え方
会社のホームページを自分で作る場合でも、外注する場合でも、共通して大切な考え方があります。それは、ホームページを「会社案内」ではなく、見込み客の意思決定を後押しする営業ツールとして考えることです。
訪問者は比較している前提で作る
ホームページを見る人は、ほとんどの場合、複数の会社を比較しています。
そのため、ただ会社情報を載せるだけでは不十分です。比較されたときに選ばれるための情報が必要です。
具体的には、以下のような情報があると判断しやすくなります。
- どんな課題を解決できるのか
- どんな実績があるのか
- どのような流れで依頼できるのか
- 費用はどの程度か
- 相談前に準備することはあるか
- 他社と何が違うのか
- 担当者や会社の雰囲気は信頼できるか
訪問者の不安を先回りして解消することで、問い合わせへの心理的ハードルを下げられます。
SEOとコンバージョンはセットで考える
SEOでアクセスを集めても、問い合わせにつながらなければ成果とは言えません。一方で、導線が整っていてもアクセスがなければ問い合わせは増えません。
つまり、会社ホームページでは、SEOとコンバージョン改善をセットで考える必要があります。
SEOは検索から見込み客を集めるための施策です。コンバージョン改善は、訪問者を問い合わせや予約、資料請求につなげるための施策です。
この2つを分けて考えると、以下のような失敗が起きやすくなります。
- アクセスはあるが問い合わせが来ない
- デザインは良いが検索で見つからない
- ブログは増えているがサービスページに誘導できていない
- 検索順位は上がったが売上につながらない
- 問い合わせボタンはあるがクリックされていない
成果を出すには、集客から問い合わせまでの流れを一本の導線として設計することが重要です。
会社の魅力は整理しないと伝わらない
自社の魅力は、ただ掲載すれば伝わるわけではありません。
訪問者は、限られた時間の中でホームページを見ています。そのため、重要な情報を分かりやすい順番で伝える必要があります。
たとえば、トップページでは以下の流れが有効です。
- 何の会社かを一目で伝える
- 誰のどんな課題を解決できるかを示す
- 選ばれる理由を簡潔に伝える
- サービス内容へ誘導する
- 実績やお客様の声で信頼を補強する
- よくある質問で不安を解消する
- 問い合わせへ導く
この流れがないと、訪問者はどこを見ればよいか分からず離脱してしまいます。
ホームページは、情報を詰め込む場所ではなく、見込み客が自然に理解し、納得し、行動できるように設計する場所です。
まとめ:会社のホームページは自分で作れるが、成果を求めるなら設計が重要
会社のホームページを自分で作ることは可能です。ノーコードツールやWordPressを使えば、専門的な制作知識がなくても、最低限のホームページを公開できます。
ただし、問い合わせ獲得、SEO集客、採用応募、資料請求、売上向上などを目的にするなら、作るだけでは不十分です。
成果につながるホームページには、以下の要素が欠かせません。
- 誰に向けたサイトなのかを明確にする
- 自社の強みを具体的に言語化する
- 検索キーワードとSEO設計を考える
- サービスページや実績ページを整える
- 問い合わせまでの導線を設計する
- 公開後も分析と改善を続ける
自社で対応できる部分は、会社情報の整理、素材準備、ブログ更新、簡単なページ修正などです。一方で、戦略設計、SEO、導線設計、コンバージョン改善、リニューアル判断などは、専門家に相談したほうが失敗を防ぎやすくなります。
ホームページは、作るだけでは成果が出ません。重要なのは、戦略・設計・制作・運用までを一貫して考えることです。
NT CREATIONでは、会社ホームページの新規制作、リニューアル、SEO対策、導線改善、Webマーケティング支援まで対応しています。これまでにも、製造業、建設業、金融、美容、医療、福祉、観光、教育、ECなど、幅広い業種のホームページ制作と集客改善に関わってきました。
「会社のホームページを自分で作るべきか迷っている」「今のサイトで問い合わせが来ない」「外注すべき範囲を相談したい」という場合は、まずは現状を整理するところから始めてみてください。
NT CREATIONでは、無理な営業は行いません。まずはご相談だけでも問題ありませんので、会社のホームページ制作・改善・Web集客にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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